屋内や閉鎖された場所での塗装剥離作業や表面処理作業での粉じんにお困りではないでしょうか。
通常の乾式(ドライ)ブラストではどうしても粉じんが多量に発生してしまいます。
国土交通省でも2017年5月に鉛等有害物を含有する塗料の剥離やかき落とし作業における労働者の健康障害防止について周知徹底するように通達が出されています。
そのような中、注目されているのは、湿式方式と呼ばれるウォーターブラスト(ウェットブラスト、ミストブラスト)です。
本ページでは、ウォーターブラストについてご説明しつつ、弊社商品である新型ウォーターブラストについてご紹介いたします。
そもそも湿式方式と呼ばれるウォーターブラスト(ウェットブラスト・ミストブラスト)とはなんでしょうか。
ブラスト時に水と研削材を圧縮空気で噴出させ、塗装など対象物に吹き付け、剥離させる技術ですが、剥離できるぐらいの水流を噴出させる構造としては、工夫が必要になります。
弊社取り扱いの新型ウォーターブラストは、その噴出構造に特長があります。
削材を圧縮した空気で送り出し、ノズルを出るときに水と混合させる方式です。
粉じんの50%~85%を抑制することができますが、水の消費が大きいことが課題となります。
水と研削材を圧力のかけた水中のポットで混合し、圧縮した空気で一緒に噴出する方式です。粉じんを最大92%抑制することができ、空気圧、水、研削材を細かく調整することで水や研削材の消費量を抑えることができます。
新型ウォーターブラストの研磨技術は、従来のブラスト法とは大きく異なります。
新型ウォーターブラストは特許出願中である「GRXフロー・ダイナミックス技術」を採用しており、この技術は空気、水、研削材の比率を最適化します。
結果、乾式(ドライ)ブラストのような強力なブラストを有する一方で、空気中の粉じん量を最大で92%に抑えることができます。
従来のウェットブラストとは異なり、放出するミストは素早く蒸発しますので、水たまりを最小限に抑え、使用する研削材も通常のウェットブラストに比べてかなり少量に抑えることができます。
粉じんを抑えることができたとしても、乾式(ドライ)ブラストと比べて研磨能力が劣っては意味がありません。
ドライブラストと従来のウォーターブラスト(湿式ブラスト)と新型ウォーターブラストとの比較をいたしました。
新型ウォーターブラストは、従来のウォーターブラストよりも粉じん抑制と水量、研削材抑制効果があり、ドライブラストに負けない研磨力を有しています。
資料請求していただければ、第三者試験での研磨能力テスト結果資料をご提示できます。
ブラスト機器 | 乾式(ドライ)ブラスト | 従来の湿式(ウェット)ブラスト | 新型ウォーターブラスト |
---|---|---|---|
メリット |
戻り錆がない |
粉じんを最大50%~85%抑制可能 |
粉じんを最大92%抑制可能 |
デメリット |
粉じんが多量に発生 |
水と研削材の消費量が多い |
他の方法より高価 |
新型ウォーターブラストのデモンストレーション動画です。
研磨能力は、百聞は一見に如かず。弊社でもデモンストレーションを行っておりますので、ご希望の企業様は、お問合せフォーム よりご連絡ください。
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建築物、船舶、車両、土木構造物、舗装などのコーティング除去、修理・再生・洗浄、表面処理
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