錆の上から塗れるコーティング剤「プラズメットZ」についての紹介ページです。
サビの上からコーティングできる「プラズメットZF」と光沢のあるトップコートである「プラズメットZX」について紹介します。
温度制限 | 気中 | 液中 |
---|---|---|
プラズメットZF | 130℃ | 60℃ |
プラズメットZFは、錆の上から塗れるコーティング材です。
コーティング前の下地処理を金属面の浮き錆と油分を除去するだけの最小限の処理だけでコーティングをすることができ、高い防錆力を発揮します。
成分中の錆転換剤の働きで金属面に生じた錆を中和安定化し、錆の進行を阻止します。
浮き錆を除去した後、エアレススプレーで塗布することができます。
そのため、ブラスト処理ができない場所やブラスト処理が高価になる場合の代替えとして使用することができます。
ガラスフレークを加えることで緻密な積層構造を作り、卓越した水透過防護膜を作ります。
プラズメットZXは、耐化学薬品性と耐候性に優れた光沢に富むトップコート用材料です。
耐薬品性と美粧外観が重要なときにプラズメットZFや他のプラズメットシリーズにオーバーコートして大気中で使用します。
刷毛またはスプレーで塗布し、48時間以内にそれ自身を重ね塗りもできます。
項目 | プラズメットZF | プラズメットZX(ZFのトップ用) |
---|---|---|
荷姿 | 5、10リットル混成キット | 5、10リットル混成キット |
保管期間 | 18ヶ月、未開封缶 | 18ヶ月、未開封缶 |
色彩 | ライトグレー、緑 | ライトグレー、緑 |
推奨乾燥膜厚 | 大気暴露環境のプライマーとして、一回塗り150μ 大気暴露環境の単独施工として、100μ/回、2回塗り 浸漬環境のプライマーとして、125μ/回、2回塗り 浸漬環境の単独施工として、150μ/回、2回塗り |
100μ基準 |
可使時間 | 刷毛、ローラーは2時間 スプレーは1時間 |
20℃で50分 |
固形残留分 (容積比) |
57% | 90% |
実際塗布量 | 乾燥膜厚175μで2.6m2/リットル | 乾燥膜厚150μで3.2m2/リットル |
比重 | 1.8(混合後) | 1.1(混合後) |
混合比 | 3:1 樹脂:硬化剤-容積比 7:1 樹脂:硬化剤-重量比 |
2:1 樹脂:硬化剤-重量比 |
乾燥/硬化時間 | 5℃で36時間 20℃で20時間 30℃で10時間 |
概ね、 5℃で24時間 20℃で18時間 30℃で10時間 |
施工間隔 | 最短:上記乾燥/硬化時間 最長:7日 |
塗り重ねは最小限にして下さい。20℃で最短6時間、 最長40時間気温により大きく変わります。 |
希釈液 | 必要に応じ、キシレンを希釈液として使用可 | 推奨しません |
洗浄液 | キシレン、トルエン、メチルエチルケトン(MEK) | キシレン、トルエン、メチルエチルケトン(MEK) |
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